iPhoneが4Gではなく3Gに繋がってしまう…対処法は?

iPhoneが4Gではなく3Gに繋がってしまう…対処法は?

現在国内のデータ通信環境は、4G(第4世代移動通信システム)が主流です。iPhoneにはすでに5Gに対応している機種もありますが、まだ通信エリアに制限があることなどから、現状では4GLTEでの通信が最も幅広く利用されています。

ところがiPhoneを使用中に、1世代前の3G回線に切り換わってしまう事例が報告されています。その原因は何なのか、ここから具体的な原因について検証し、さらに効果的な対処法についても紹介しましょう。

iPhoneが突然3Gにダウンする原因とは?

2012年に発売されたiPhone5以降のモデルは、4Gまたは5Gにまで対応しています。しかし問題なく使えていたiPhoneが、急に3G回線にダウンしてしまうことがあります。まずはその原因を探ってみましょう。

3Gにダウンした場合の症状

今ではほとんどの通信会社が、4GLTE以上のデータ通信を対象にシステムを構築しています。それが3G回線のレベルにダウンしてしまうと、データの送受信が明らかに遅くなります。スマホで動画やゲームを楽しんでいる場合、正常な状態では表示できなくなるでしょう。

スマホの動作自体も遅くなり、iPhoneの場合ディスプレイ上部に「4G」が表示されなくなるので、何らかの通信トラブルが発生していることが分かるはずです。

急に3Gになってしまう原因

iPhoneが本来の機能以下である3Gにダウンしてしまう時には、主に以下に挙げる4つの原因が考えられます。

①4Gエリアの範囲外にいる場合

現在の通信環境であれば、ほとんどの地域が4Gエリアとしてカバーされていますが、中にはまだエリア外の地域もあります。地方などで通信環境が整っていない場合、4Gのエリア外にいる可能性があります。

②電波状態が悪い場所にいる場合

間違いなく4Gのエリア内であっても、高層ビルの間や地下など、電波状態が悪い場所では4G回線に繋がらなくなるケースが考えられます。

③電波障害が起きている場合

めったにないことですが、通信会社でシステムトラブルが起こった場合や、現在地周辺で電波障害が発生している場合などでも、4G回線に繋がらないケースがあります。

④iPhone本体にトラブルがある場合

電波の状態以外で考えられる原因は、iPhoneの設定に問題があるか、本体そのものにトラブルがあることです。このケースについては、これから対処法について解説します。

3Gと4G(LTE)の違い

ここで3Gと4G(LTE)との違いについても考えてみましょう。まず最大の違いは通信速度のスピードです。当然4Gのほうが圧倒的に高速でデータを送受信できます。

もう1つの違いは、それぞれがカバーするエリアです。4Gは都市部を中心にエリアを広げているため、その外側の地域では依然として3Gしか使えない場合があります。4Gのエリア外や電波状況が悪い場所では、自動的に3Gに切り換わってしまうことがあるのです。このような3Gと4Gとの特性を理解しておくと役に立つかもしれません。

iPhoneが3Gにダウンした場合の対処法

もしもiPhoneが3G回線にダウンしてしまったら、まずはこれから紹介する対処法を試してみてください。それでも解決しない時には、修理を考える必要があるかもしれません。

すぐに自分でできる具体的な対処法

iPhoneに不具合が生じた時は、以下の方法を試して様子を見てみましょう。

①iPhoneを再起動する

スマホの不具合は、一度電源を切って再起動すると何ごともなかったかのように解消することがあります。トラブル発生時には、まずiPhoneを再起動してみましょう。

②機内モードをオン~オフしてみる

飛行機内などで通信を遮断するための機内モードに、何らかの設定ミスが起きている可能性があるので、1度モードをオンにしてから改めてオフにしてみましょう。

③APN設定を確認する

回線設定のAPN(アクセス・ポイント・ネーム)を確認することで、不具合が解消する可能性もあります。格安SIMプランの場合、自分で設定するか、契約会社に問い合わせる必要があるでしょう。

④モバイルデータ通信設定を確認する

iPhone設定内の「モバイル通信」がオフになっていたり、「通信のオプション」で3G設定になっていたりすることがあります。その場合適切な設定に変更すれば4Gに戻るはずです。

⑤現在地と通信エリアを確認する

もしも都市部から離れた地域にいる場合には、移動してから様子を見るか、通信エリアを確認することをおすすめします。

iPhoneの修理が必要になったら?

前述の対処法を試してみた上で、症状がまったく改善されない場合には、契約している通信会社に問い合わせてみてください。その結果修理が必要だと判断されたら、保証期間内であれば直接Appleに修理を依頼するとよいでしょう。

ただし修理には数日かかることもあるため、即日の修理を希望する場合には、店舗型の修理専門店に持ち込むことが最も確実な方法です。費用はかかるかもしれませんが、iPhoneがしばらく使えなくなるという事態は避けることができます。

まとめ

パソコンでもたまに起こりうることですが、ユーザーが意識しない内に、何らかの原因で設定が変わってしまう場合があります。このようなケースでは、まず第1に再起動してみることをおすすめします。電波状況以外で4G回線が3G回線にダウンするのも、設定に関するトラブルが起きていると考えられるからです。

今回の記事では自分でできる対処法を紹介しましたが、それで解決しない時には、契約している通信会社に相談してみてください。3Gでも電波を正常に受信できていれば、iPhoneそのものが故障している確率は低いでしょう。