簡単移行!失敗しないiPhoneのデータ移行

簡単移行!失敗しないiPhoneのデータ移行

2021年9月24日に、Appleから最新のiPhone13が発売されました。早速、機種変更を検討している方も多いでしょうが、最近のスマートフォンは保存されているデータが多いため、データ移行に手間がかかる場合があります。

この記事ではiPhoneのデータ移行をスムーズに行う方法と、その時に注意すべきポイントについて解説します。また、iPhoneに保存されるデータの種類やバックアップ方法についても紹介するので、機種変更の際の参考にしてください。

iPhoneに保存されるデータとバックアップ方法

データ移行について考える前に、iPhone内に保存されているデータを確かめてみましょう。知っていれば、トラブル時に役に立つかもしれません。

iPhoneに保存される主なデータ

最新のiPhone13では、記憶に関わるストレージ容量は、一般的なパソコンと同レベルの1TBにまで達しています。それだけ保存情報が増えているわけですが、そこにはどのようなデータがあるのか、主なものに絞ってまとめてみます。

・システムの設定データ

・個人情報データ(セキュリティ情報含む)

・アプリに関するデータ(設定データ含む)

・連絡先などの情報

・ダウンロードしたファイル

・メールやメッセージのデータ

・撮影した写真や動画などのデータ

これらは特にデータ量が多いもので、それ以外の細かいデータまで含めると、リストアップができないほど多種多様です。しかし、機種変更する時には設定データまで含めてデータ移行しないと、新しい機種を今までと同じように使えないので注意が必要です。

3種類のデータ・バックアップ

詳細については触れませんが、iPhoneでは3種類の方法を使い、定期的にバックアップを作成することをおすすめします。その方法とは以下の3つです。

・iTunesにより暗号化したバックアップ

・iTunesによる暗号化なしのバックアップ

・iCloudによるバックアップ

これらの方法によるバックアップは、iPhoneの紛失や故障への対策になりますが、データ移行をスムーズに行うためにも大いに役立ちます。

iPhoneでのデータ移行の方法

現在のスマートフォンは、ユーザーの使用状況によって、実にさまざまな情報データや設定データを常に保存しています。機種変更をする場合には、以下に挙げる3つの方法でデータを移行して、以前の機種と同じように新しい機種の環境を整える必要があります。

クイックスタートによるデータ移行

新旧2つのiPhone間で直接データ移行を行う方法は、「クイックスタート」と呼ばれています。Bluetoothを使って直接データを転送することができますが、iOS12.4以降の機種に限定されます。この方法では一時的なデータのバックアップも不要で、複雑な手順を踏む必要もないため、誰にでも手軽に確実なデータ移行が可能です。

クイックスタートを行うには、Apple IDとパスコードを準備して、必要なら旧機種のOSをアップデートしておきます。後は新旧iPhoneを並べた状態で、それぞれの画面に表示される指示に従って操作を行うだけです。写真や動画などのデータ容量が大きい場合は、データ移行にかなりの時間がかかることがあります。

iTunesによるデータ移行

iPhoneの旧機種からデータを一度パソコンに移して、そこから新機種にデータ移行を行う時には、iTunesを使用します。今のところ最も多くのユーザーが使用している方法で、バックアップの手順でパソコンにデータを保存し、今度はデータ復元の手順で新しいiPhoneにデータを移行するわけです。ミスも少なく、難しい操作もほとんどありません。

iCloudによるデータ移行

データをパソコンの代わりにiCloudに転送し、そこから新しいiPhoneにデータ移行を行う方法です。Wi-Fi環境が整っていれば、この方法でも一度iCloudにバックアップを行い、そこから新しいiPhoneにデータ移行を実行します。ただし、データ容量が大きいと利用料がかかる場合があるので、注意しましょう。

データ移行する場合の注意点

上記3つの方法でデータ移行を行う場合、LINEや一部のアプリの中には、事前にアカウントの引き継ぎが必要なサービスがあります。これを忘れると、新しいiPhoneで1から設定し直さなければなりません。引き継ぎの手順は、LINEやそれぞれのアプリで確認しておきましょう。

また、Suicaを利用している場合には、旧機種からSuicaを削除して、新たに新機種に登録し直す必要があります。クレジットカードや各種決済アプリについても、事前に確認しておくことをおすすめします。

パソコンを新しくする場合でも、以前の設定が使えなくなって困ることがよくあります。機種変更の際には、重要なサービスの設定について事前にチェックしておいたほうが安全です。クイックスタートでは、まれに一部のデータ移行ができなくなる場合がありますが、その時にはiTunesかiCloudを使えば問題なく移行できます。

まとめ

新しいiPhoneを手に入れたときは、なるべくスムーズに、ミスなくデータ移行を終わらせたいものです。しかし、クイックスタートのように便利な方法でも、新旧機種間ですべてのデータや設定を完璧にコピーすることはできません。

使い慣れたiPhoneの機能をそのまま新しいiPhoneで再現するには、事前準備が必要になることも覚えておくべきでしょう。スマートフォンを多く利用する人ほど、移行するデータや設定も多くなります。機種変更を決めた場合には、早めに準備をスタートしたほうがよいでしょう。