【修理に出す前に】iPhoneが誤作動?ゴーストタッチの原因と4つの対処法
- 2021.03.20
- 困ったときの対処法
触っていないiPhoneで勝手に文字が入力されたり、電話がかかったりした経験はありますか?
ひょっとしたら「ゴーストタッチ」と呼ばれる故障かもしれません。
結論から言うと、ゴーストタッチは放っておいても直らないので適切な対処法を取る必要があります。
この記事を読めば、「iPhoneで起こるゴーストタッチの例」「ゴーストタッチの原因」「自力でできるゴーストタッチの対処法」が分かります。
よくあるゴーストタッチの例
ゴーストタッチの症状としてよく挙げられる例を3つ挙げます。
放っておくと、最悪の場合は他人に迷惑をかける恐れがあるので十分注意してください。
勝手にアプリが作動する
ゴーストタッチの症状として、画面に触っていないのに勝手にアプリが作動することがあります。
スマホを開いているときに意図していない動作が起こるのはストレスになりますね。
勝手に電話をかけてしまう
ゴーストタッチのせいで画面に触っていないのに勝手に電話をかけてしまうことがあります。
筆者も祖母から電話がかかってきたものの、祖母自身は電話をかけたことに気づかず無言電話が続くという経験が何度かありました。
ゴーストタッチで知らないうちに電話をかけてしまうと、電話を受けた相手にとっては間違い電話なのか、声を出せないくらい急を要する事態なのか判断できないので問題です。
勝手に文字が入力される
ゴーストタッチによって勝手に文字が入力されたり、誤ってご送信されたりする場合があります。
また筆者の祖母の例で恐縮ですが、LINEで突然「つぬ」などと意味をなさない不気味なメッセージが送られてきたことが何度かありました。
コミュニケーション系のアプリでゴーストタッチが起こると、親しい相手に心配や迷惑をかけますし、仕事上のやり取りであれば信頼を失う恐れもあります。
ゴーストタッチの原因
ゴーストタッチの原因は「液晶画面」「ソフトウェア」「本体」のどこかにあります。
液晶画面に原因がある場合
液晶画面上の「汚れ」「水滴」「キズ」などがゴーストタッチの原因になることがあります。
なぜなら、「汚れ」「水滴」「キズ」がつくと液晶画面の静電気が乱され、指が触れていると見なされてしまうからです。
たとえば濡れた手でスマホを触ったときにうまく操作できないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
液晶画面に静電気を乱すものが付着していると、ゴーストタッチの原因になります。
ソフトウェア(iOS)に原因がある場合
ソフトウェア(iOS)上の不具合がゴーストタッチの原因になることがあります。
なぜなら、画面上のセンサーの信号が正しく処理されないとゴーストタッチになるからです。
たとえば下記のような場合が考えられます。
・iOSに不具合が生じている
・アプリとiOSのバージョン互換性がない
・ウイルスに感染している
ソフトウェア(iOS)上の不具合が起きている可能性も考慮しましょう。
ハードウェア本体に原因がある場合
ハードウェア本体の不具合がゴーストタッチの原因になることがあります。
なぜなら、画面のセンサーが故障することがあるからです。
たとえばiPhoneを水没させたり、長時間高温のまま放置したりすると、バッテリーの膨張により液晶画面に圧力が生じます。
画面にかかる圧力が一定以上になるとセンサーが反応して指で触っていると見なされてしまいます。
本体を大切に扱わないと、画面のセンサーに影響してゴーストタッチを引き起こす場合があるので気をつけましょう。
自分でできるゴーストタッチの対処法4つ
ゴーストタッチが発覚したときに自分でできる対処法が4つあります。
iPhoneを再起動する
ゴーストタッチが起きたら、まずはiPhoneを再起動してみましょう。
なぜなら、再起動することでキャッシュがクリアされ、メモリが解放されてアプリの誤作動が解決する場合があるからです。
液晶画面にゴミや水分、キズがついていないか確認する
次に、液晶画面にゴミや水分、キズがついていないか確認しましょう。
スマホの液晶画面は非常に繊細なので、小さな付着物がゴーストタッチの原因となる可能性があるからです。
エタノールで湿らせた布を使ってきれいに拭き取りましょう。
スマホケースや保護フィルムを取り外してみる
液晶の表面に異変がないなら、スマホケースや保護フィルムを取り外してみましょう。
ケースと保護シートが干渉しあって液晶を圧迫しているケースがまれにあります。
iOSやアプリを最新のバージョンにする
iOSやアプリを最新のバージョンにしてみましょう。
ソフトウェア上に原因がある場合は、最新のバージョンにすることで不具合が解決することがあります。
対処法を試してもゴーストタッチが直らないなら修理店へ
「自力でできるゴーストタッチの対処法4つ」でご紹介した方法を試してもゴーストタッチが直らないようならiPhoneの修理店に出しましょう。
修理店は正規のApple Storeと、非正規の修理業者の2つがあります。どちらでも問題ありませんが修理費用を抑えたい・できるだけ早く修理をしてほしいという場合には、非正規の修理業者がおすすめです。早い所では最短で即日対応可能な店舗もあります。
東京はもちろん、大阪でiPhoneの画面修理に対応している非正規の修理業者はたくさんあります。この他にも都市部だけでなく地方にもありますので、困ったときには探してみてください。
ただし、修理内容によってはデータが消失する場合があるので、事前にデータのバックアップを取っておきましょう。
今回は、「iPhoneで起こるゴーストタッチの例」「ゴーストタッチの原因」「自力でできるゴーストタッチの対処法」をご紹介しました。
ゴーストタッチは放置しても直りませんし、相手に迷惑をかける恐れがあります。
自力でできる対処法を試してみて、それでも改善しなければスマホの修理店に出しましょう。
この記事がゴーストタッチでお困りの方の参考になれば幸いです。
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